2014年9月28日日曜日

レンズ下取りしてきました

先日XF56mmF1.2Rを下取りに出してきました。このレンズは周りの評判も高く、自分で撮ってみても写りは非常に良かったんですが、以下の理由で手放しました。
1.ポートレートが主体ではないので、出番が少なかった
2.焦点距離のわりに最大撮影倍率が低い
ちなみに下取り価格は65000円でしたが、期間限定で72500円で買い取ってくれました。それで、新たに買ったレンズはXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR です。いわゆる便利ズームって奴です。値段が85800円と便利ズームとしては高価で、フジの単焦点レンズと比べると写りは劣りますが、とにかく手振れ補正がよく効きます。それを込みの値段と考えれば、まぁ妥当かなと思います。以下試写


2014年9月6日土曜日

富士のXシリーズについて

 夏場は暑くて写真を撮りにいくのを控えてるので、少し富士のレンズ交換式カメラについてまとめてみようと思います。(主観が大いに混じる可能性が高いです)
 今の現行機種とボディ単体の価格は以下の通りです。(価格.com参照)

1.センサーに関して

XシリーズのセンサーサイズはAPS-Cサイズです。センサーのサイズに関してはネットで調べればいくらでも情報があるので特にここでは書きません。ここ価格を比べてみるとX-A1が一番安いです。しかし、注意が必要です。センサのサイズは一緒なんですが、種類が違います。
  • X-Pro1とX-M1 ; X-Trans CMOSセンサー
  • X-T1とX-E2 ; X-Trans CMOSⅡセンサー
  • X-A1 ; 正方画素CMOSセンサー
富士フィルムが売りとしているのはX-Trans CMOSセンサーですね。原理とか特徴は富士のXシリーズのサイトに詳しく載ってるのでそちらを見てください。http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_pro1/features/
まぁ、簡単にいってしまえばX-A1はコンデジのセンサを大きくして、レンズを交換できるようにしただけです。X-A1は正直そこまで選ぶ理由はないです(家族でXマウントのレンズを持っていて共有するためくらいですかね)。

2.機種ごとの特徴は?

自分が実際に試用してみて思ったことだけを書きます。描写は基本的にセンサーが一緒なのでX-A1を除いたモデルごとに違いは無いと思っていいです。

  • X-Pro1
ハイブリッドマルチビューファインダー搭載(OVFとEVF)の趣味性の高いカメラです。EVFの利便性とOVFで実際のクリアな世界を覗ける面白いカメラです。ただし,発売が2012年2月と古いのとXシリーズ最初のカメラなので操作面でやや使いにくいです。

  • X-T1
防塵防滴仕様のカメラで2014年2月に発売された最新機種です。EVFは視野率100%で倍率が35mm換算で0.77倍とファインダーに力を入れて作られているモデルです。また,ISO感度調節ダイヤルがある珍しいカメラです。ファインダーを覗くと非常に綺麗に見えますが、個人的には画素の荒さが目に付きました。また、防塵防滴にしたためか操作する十字ボタンが非常に押しづらく、感触も良くないです。

  • X-E2
私が持っているカメラでX-E1の後継機です。X-E1で悪いと指摘されていた点を改善して作られているカメラなので、ボタンの押しやすさといった操作面ではフジの現行機種の中で一番使い易いモデルだと思います。今年のアップデートでファインダーの更新速度もX-T1と同等になりタイムラグはほとんど無くなったといえ, 隙のないカメラです。

  • X-M1
ミドルレンジクラスのカメラでファインダーを装備してません。その代わり背面液晶がチルト式になっていて、X-E2よりも取り回しが便利です。ファインダーは要らないけどいろんなアングルから綺麗に撮りたい人にお勧めです。

3.ここがちょっと残念フジのカメラ

  • フラッグシップ機の不在
フラグッシップ機とは簡単に言えばメーカーが本気で作ってる最高性能のカメラで以下のようなものがあります。
・Canon EOS-1DX
・ニコン D4S

ではフジのフラグシップ機はどれ?ということになるのですが
・X-Pro1は趣味性重視
・X-T1は防塵防滴が優先
・X-E2はミドルからハイエンドクラス
・X-M1はローエンドからミドルクラス
でまぁ「X-T1がフラッグシップ機になるのでは」と思う人もいるので、他社との比較表を以下に示します。(ミラーレスと一眼レフを比べてます)



















 ここで重要になるのがシャッタースピードと撮影感度です。X-T1だけシャッタスピードが1/4000秒で他は1/8000秒になってます。また撮影感度がX-T1が標準で200~6400に対して他は100~数万になってますね。実を言うとこれが昼間の撮影だと影響してきます。
 フジのXレンズは性能が優秀で開放からでも綺麗に写せます。ただし、昼間の撮影で開放で撮ろうとするとシャッタスピードが1/4000秒が限界かつISO感度も拡張で100までしかないのでなので露出オーバーになってしまうことが多いです。「じゃあ、絞って撮ればいいじゃん」という話になります。もちろんそれでOKという人もいます。しかし、センサーサイズがAPS-Cとフルサイズでは同じ絞り値でもボケの大きさが違います。APS-Cのカメラで大きなボケを得たい場合は焦点距離を変えない場合、開放でとる必要があります。
 新しく出るフジのカメラにはシャッタスピード1/8000秒以上かつISO感度を拡張で50からにしてもらいたいですね。

  • AFのスピードと精度
 フジは位相差AFやコントラストAFで高速AFを謳っていますが、言うほど早くはないです。動体相手だと中々合わなかったり、外れたりしてしまいます。EOS-1V(10年以上前)のカメラのほうが早くて正確です(笑)。まぁ、ミラーレスはこれからに期待です。

お気に入りレンズEF400mmF5.6Lの作例を淡々と張っていく①

野鳥撮影でよく使うEF400mmF5.6Lのいろんなカメラでの作例をあげます。古いレンズですがいい写りをするのでお気に入りです。 カメラ X-T2 カメラ X-T2 カメラ EOS 1DX カメラ G9Pro